- RELEASE :
『For All the Dogs（フォー・オール・ザ・ドッグス）』はドレイクの8枚目のスタジオ・アルバム。2023年10月6日にOVOサウンド、リパブリック・レコードよりリリースされた。アルバムにはティーゾ・タッチダウン、21サヴェージ、J.コール、イェート、シザ、パーティーネクストドア、チーフ・キーフ、バッド・バニー、セクシー・レッド、リル・ヨッティがゲスト出演している。プロデュースはドレイク、ティーゾ・タッチダウン、リル・ヨッティ自身が担当し、さらに40、サンゴ、オズ、ブニクス、サウスサイド、ボイ-1ダ、ヴァイナルズ、テイ・キース、FnZ、ジャハーン・スウィート、故DJ スクリュー、ストツー、ゴード、ジャスティン・ライセン、アルケミストなどが担当した。『For All the Dogs』のアートワークは2023年8月にインスタグラムの投稿で公開され、アルバムのタイトルとキャプションに「Cover by Adonis」が記載されており、これはドレイクの息子アドニスが描いたものであることを意味している。そこには邪悪な赤い目をした白ヤギが黒い背景の前にまっすぐに立っている様子が描かれており、右下隅には「保護者向け勧告」のラベルが貼られている。アドニスは自身の作品を「気楽な作品」と表現した。ドレイクはこの作品を「2016年のアルバム『Views』へのインスピレーション」と呼んでいる。ドレイクは、青い目の猫を描いた5年生の作品にこの作品を捧げた。この作品は、2022年にリリースされたドレイクの7枚目のスタジオ・アルバム『Honest, Nevermind』と、21サヴェージとのコラボレーション・スタジオ・アルバム『Her Loss』の両方に続く三部作の最終作となる。
OVERVIEW
ドレイクはアルバムが9月22日にリリースされることを認めた。発表の2日後、ドレイクはアルバムのトレーラービデオを公開したが、これは父親のデニス・グラハムがカナダのテレビシリーズ「ストーミー・マンデー」に出演していた時のフラッシュバックだった。発表からちょうど10日後、彼は進行中のツアーのためアルバムがちょうど2週間遅れ、10月6日にリリースされると発表した。ドレイクはアルバム発売前日の10月5日にトラックリストを明らかにした。
ドレイクの母国であるカナダでは、『For All the Dogs』がビルボード・カナディアン・アルバムで初登場1位を獲得し、同国でドレイクにとって14枚目のナンバーワン・アルバムとなった。米国ビルボード200では、純粋なアルバム売上10,000枚を含む、アルバム換算ユニット数402,000を記録し初登場1位となった。デビュー週に合計5億1,401万回のオンデマンド・ストリーミングを獲得し、2023年のストリーミング週としてはアルバムとしては最大、史上4番目の記録となった。『For All the Dogs』はドレイクにとって13枚目の全米ナンバーワン・アルバムである。23曲すべてがビルボードホット100に初登場し、そのうち7曲はトップ10内にランクインを果たした。ドレイクはまた、少なくとも300のホット100エントリーを記録した最初のアーティストとなった。
TRACKLIST
1. Virginia Beach
2. Amen (ft. Teezo Touchdown)
3. Calling for You (ft. 21 Savage)
4. Fear of Heights
5. Daylight
6. First Person Shooter (ft. J. Cole)
7. IDGAF (ft. Yeat)
8. 7969 Santa
9. Slime You Out (ft. SZA)
10. Bahamas Promises
11. Tried Our Best
12. Screw the World (Interlude)
13. Drew a Picasso
14. Members Only (ft. PartyNextDoor)
15. What Would Pluto Do
16. All the Parties (ft. Chief Keef)
17. 8AM in Charlotte
18. BBL Love (Interlude)
19. Gently (ft. Bad Bunny)
20. Rich Baby Daddy (ft. Sexyy Red and SZA)
21. Another Late Night (ft. Lil Yachty)
22. Away from Home
23. Polar Opposites