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『Permanent Vacation（パーマネント・ヴァケイション）』は、エアロスミスの9枚目のスタジオ・アルバム。1987年8月25日にゲフィン・レコードからリリースされた。このアルバムは、バンドがポップメタルサウンドに転向したことを示すもので、1993年のゲット・ア・グリップまでこの傾向が続いた。バンドが単独で作曲した曲をフィーチャーするのではなく、バンド外部のソングライターを起用した最初のアルバムとなった。これは、エグゼクティブのジョン・カロドナーの提案によるものだった。彼はまた、バンドにプロデューサーのブルース・フェアバーンと仕事をするよう促し、フェアバーンはその後2枚のアルバムでもバンドに残った。このアルバムは、MTVでミュージック・ビデオが頻繁に放送されるなど、エアロスミスのプロモーション活動が行われた最初のアルバムでもある。『Done with Mirrors』はエアロスミスのカムバックを記念するものだったが、『Permanent Vacation』は、再結成以来バンドにとって初めて本当に人気のあるアルバムであったため、真のカムバックとみなされることが多い。「Rag Doll」、「Dude (Looks Like a Lady)」、そして「Angel」は大ヒットとなり（3曲ともトップ20入り）、『Permanent Vacation』がバンドにとって10年ぶりの成功となった。『Permanent Vacation』は米国で500万枚以上を売り上げた。英国では、エアロスミスのアルバムとしては初めて、英国レコード協会からシルバー（6万枚販売）とゴールド（10万枚販売）の認定をそれぞれ1989年7月と1990年3月に獲得した。
TRACKLIST
1. Heart's Done Time
2. Magic Touch
3. Rag Doll
4. Simoriah
5. Dude (Looks Like a Lady)
6. St. John
7. Hangman Jury
8. Girl Keeps Coming Apart
9. Angel
10. Permanent Vacation
11. I'm Down (The Beatles cover)
12. The Movie